ジンジャエールを飲みながら

大都会の片隅で働くしがないウェブ屋が、ウェブと全然関係のない読書とかアニメとかの感想を書き連ねるメモブログです。

ラノベ『織田信奈の野望・全国版』

ライトなノベルを読みたくて、図書館に行く家族に「なんでもいいから借りてきて!」って借りてきてもらった本。 信奈は結構前にアニメ版を見ていて、わりと面白かった記憶があるのだけれど、1巻はアニメと比べてもはハーレムラノベ的な展開が強くて少し引い…

読書:『女性の視点で見直す人材育成』

女性の視点で見直す人材育成――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる 作者: 中原淳,トーマツイノベーション 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2018/08/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 女性の働き方に焦…

イベント感想:おそアサ会(おそらくこの世でもっとも影響力があるアーサー王二次創作作品についての大座談会)

私はアンテナが低いので、前回のイベントが終わったあたりでようやくこのシリーズの存在に気付き、今回から初参加。 ボッチ参加なので片隅でおとなしくしていよう…と思いながら行ったのですが、そんな気持ちを吹き飛ばすくらいとても楽しいイベントでした。 …

観劇メモ:『レ・ミゼラブル』2019.4.30ソワレ

平成最後のレ・ミゼラブル。今年はチケット争奪戦が激しくて(多分チケットガイドに割り振られるぶんが増えて、公式が減っているのだと思う)、公式メインで挑んだ結果惨敗し、今シーズン最初にして最後の観劇…おけぴ譲渡が公式から認められているから、まだ…

読書:永山篤一『レ・ミゼラブル』

金曜ロードショーで某映画の放送があったらしく、「恋人は国」っていうフレーズがタイムラインに飛び交っていたので、アンジョルラスじゃん…という気持ちになって、ひとさまにレミゼをゴリ押ししたりなんだりしているうちに、自分が読みたくなったので、3章…

読書:ひかわ玲子『アーサー王宮廷物語』3部作

キャメロットの鷹―アーサー王宮廷物語〈1〉 作者: ひかわ玲子,橋賢亀 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2006/02/01 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (11件) を見る 2006年に書かれたアーサー王伝説。「いかアサ」で紹介されていたの…

読書:『対等な夫婦は幸せか』

思ったよりもガチめの論文だった。(出版社で気付くべきだったかもしれない) 統計の二次分析によって、夫婦の対等性に関するさまざまな事象を分析していく論文。知識が足りなくて統計を読めないので、調査手法のあたりは読み飛ばしてしまった。 前7章+序…

読書:『アーサー王最後の戦い―サトクリフ・オリジナル』

2017/11/02 のツイート転記。見返したら我ながらテンション高くて面白かった。 この時期は頭の中が完全にFateなので、ここで「モードレッド」表記しているのはFateのあの子です。 待ってサトクリフ版のモルドレッド超かっこいいんだけどやばい待って待ってな…

読書:『リボンの騎士』

2018/12/16のツイート、転記。 『リボンの騎士』読了。初めてまともに読んだ。思ってたよりサファイアが普通の女の子だったのが意外。戦う女の子ではあるけど、それ以外は普通の女の子だった。オスカルとは全然違う。まぁ描かれたのも昔だし、「普通の女の子…

メモ:モードレッドの扱いが時代と共にどう変わったのか考察したい

『いかアサ』で「モードレッドが脚光を浴びるようになったのは20世紀から」という記述があった。(P99)ので気になったこと。 モードレッドの扱い、時代によって違いそうだよなぁ… 予想だけど、家父長制の時代だと100%の悪でしょ。 それが20世紀にはサトクリ…

読書:『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか』

序論が「安室奈美恵さん引退の日にTwitterのトレンド1位がマーリンだった」話から始まっててめっちゃ笑った(分厚いから読むの大変そうだけど、このノリならいけるかも) — 荻野 (@OginoYou) 2019年3月16日 通称『いかアサ』。すごい本だった。 表紙が3種類…

読書:『男尊女子』

男尊女卑ではなく「男尊女子」。 男性をリーダーにしておいたほうが何かとラクだよね、守ってもらう立場って理想的だよね、みたいに思う気持ちとか。 「夫」と「妻」ではなく、あえて「主人」「嫁」と呼ぶ関係であることを楽しんだりとか。 そんな大小様々な…

読書:『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』

結婚してないけど幸せだよ!独身サイコーだし毎日楽しいよ!!みたいなキラキラした本だった。 筆者(プロの未婚・アラフォー)が、プロの未婚予備軍のアラサーに向かって「自分の轍を踏まないようにアドバイスする」体裁なんだけど、 これを読んだアラサー…

読書:『女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました1』

せっかく読書ブログを始めたので、この感想も。 ◇ 久しぶりに読んだラノベっぽいラノベ。 と見せかけた、エッジの効いた風刺作品。 東京医科大学の入試不正事件が発覚して、タイムラインが大騒ぎになった2018年夏。 私のタイムラインはこういう話にはっきり…

読書:『生涯未婚時代』

同じく『逃げ恥~経済学』で紹介されていた本。 非婚ではなく、未婚 「結婚しない」と決めているのではなく、「タイミングがあれば結婚するかもしれない」という気持ち。 1995年に文化の境目がある 阪神大震災、地下鉄サリン事件。バブル崩壊。 1993年、婚前…

読書:『大卒無業女性の憂鬱』

『大卒無業女性の憂鬱』を読み始めた。『逃げ恥~経済学』で紹介されていた本。 筆者が東京で働いたのち甲南大学で教鞭をとっている人で、東京と関西圏の比較になっている。 関西では、女性は「働かなくてもいい」と思われている 序章の「関西では首都圏に比…

読書: 『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』

『逃げ恥』続編スタートのニュースで、気になってた本を思い出して読んでみた。 『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』。 第四章「生存戦略としての結婚2.0」p172より 性別役割分業の意識と実態のマトリクスが面白かった。 そりゃそうだ、って感じなんだけど改め…