ジンジャエールを飲みながら

大都会の片隅で働くしがないウェブ屋が、ウェブと全然関係のない読書とかアニメとかの感想を書き連ねるメモブログです。

読書: 『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』

『逃げ恥』続編スタートのニュースで、気になってた本を思い出して読んでみた。

『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』。

 

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第四章「生存戦略としての結婚2.0」p172より

 


性別役割分業の意識と実態のマトリクスが面白かった。 そりゃそうだ、って感じなんだけど改めて図示されるととても面白い。
(孫引きの引用でスミマセン。)

 

意識が革新型で、実態が協働型だと満足度が高い。
ワンオペでも、意識が保守型(男は仕事・女は家庭)で、十分な収入があって専業主婦できていれば幸せ。
「意識は革新型でも実態はワンオペ」や、「意識は保守型だけど収入のために働かなきゃいけない」の不一致だと満足度が低くなる、という話。

雑感

我が家は右上の「革新型・協働型」で一致してるし、周りの夫婦も右上が多いんだけど、でも左下で一致してる人もいることを忘れて発言したらいけないよなぁと自戒してみたり。。。

とはいえ、「左下で一致して幸せ」な状態、上の年齢の人ならともかく同世代でこの感覚の人がいることが想像できないのもまた事実。。。

 

 

「逃げ恥」にみる結婚の経済学

「逃げ恥」にみる結婚の経済学